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サラ金の関連書籍
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「新しい貯金」で幸せになる方法―あなたの生活を豊かにする「NPOバンク」「匿名組合」のススメ |樫田 秀樹
「新しい貯金」で幸せになる方法―あなたの生活を豊かにする「NPOバンク」「匿名組合」のススメ樫田 秀樹
築地書館 刊
発売日 2006-05
価格:¥1,575(税込)
発送可能時期:通常24時間以内に発送
オススメ度:★★★★★
日本の将来に希望を持った 2006-09-09
金融機関を作るなどということは巨大資本にしかできない、こう思っている人が大部分だと思う。だが、市民主導の金融機関が次々に作られ、しかも成功しているので、この試みが日本各地に広がっているという。驚きである。
小回りのきく福祉、保育サービスや障害者支援、環境にやざしい農業などは、ニーズも期待も高まっているのに、普通の銀行が融資してくれないため、資金調達が難しい。市民の手で運営される「バンク」は、公共性が高くそれほど儲からないこういう事業に融資を行なう。
大型銀行や証券会社の倒産が相次ぐ一方で、市民主導型の金融機関が成功をおさめていることに、社会変革の目を見る思いがする。日本の将来について暗い話や予測ばかりが飛び交う中、この本は、日本の市民の知恵と力に期待を抱かせる。読後に大きな勇気を与えられる好著だ。
貯金で戦争が止められる! 2006-08-26
自分の貯金に無関心だったことが、結果的に戦争や環境破壊を支援していたことに気づいたのはショックだった。
本書は銀行や郵便局への貯金の代替案として、NPOバンクや匿名組合のしくみと参加の仕方、さらには設立の仕方までが詳しくそして分かりやすく掲載されている。
そう「私でもできるかも!」と思えるのだ。
日本人の貯金の方法が変われば、アメリカが戦争をできなくなり、アジア諸国の環境を壊すこともなくなりさらに、自分の地域のニーズが満たされる。
これは一種の「革命」になるかもしれない。
少しでも貯金がある人!手にとって読んでみてください。お薦めです!
なにげなくしていた貯金がこんなことに使われているなんて 2006-08-16
郵便局、大手銀行への貯金がめぐりめぐって戦争や環境破壊に使われているなんてことをこの本を読んで初めて知りました。。
より多くの方にこの事実を知っていただきたいです。
そして、もう1つの選択肢、「NPOバンク」、「匿名組合」の存在を知れたことも大きかったです。
運営する人が少なく、広告をあまりしていないそうですが、ネットでもう少し調べて、どこかに投資したいと思いました。
特に「匿名組合」は、これから広がりそうな予感がしました。
金融の新しい流れ 2006-08-07
日銀が長い長い、ゼロ金利を政策を解除し、銀行をはじめとする多くの金融機関は、黒字になっています。
また、新たな金融商品が次々と登場し、それらが市場の牽引車となっています。しかし社会的な役割としての金融は、多くの面で手付かずになっています。
本書は、新しい金融の仕組みを提案しています。NPOやコミュニティビジネスなど単なる「営利」ではなく「営義」を第1義に掲げる団体に、低金利(1%から5%くらい)で貸し出す「NPOバンク」(金融NPOとも呼ばれます)です。
代表例apbankや、未来バンクなどあります。意欲的な事業を、担保ではなく「事業」や「人」を見て貸し出しています。
また、匿名組合などを活用する、市民風車やブックファンドなど既存の仕組みを新しい方法で活用する方法も紹介されています。
お金と暮らしを根底から考える上でもオススメの一冊です。
新鮮な視点 2006-07-29
お金がたまれば貯金する。できれば利率の高いところへ‥というのが、今までの常識だった。でも、そうではない!お金の使われ方にも、良き使われ方・悪しき使われ方があるという点を痛感した。確かに自分の貯金が弾薬に変わって人を殺傷していたり、環境破壊をしている企業の拡大資金になっている可能性は充分あるのだ。汗水たらして稼いだお金、世のため・人のために使われればウレシイ。そんな「新しい貯金」の指南書としてお薦めだ。
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この記事は2006/10/12に作成しました。
ウラ金融 |青木 雄二
ウラ金融青木 雄二
徳間書店 刊
発売日 2002-05
価格:¥560(税込)
発送可能時期:通常24時間以内に発送
オススメ度:★★★★
ゼニは鏡、ゼニは人 2006-07-14
前々から著者のゼニの哲学を手元に置いておきたいと思ってはいたのですが、本書のカバーにもあるように著者の絵はなにぶん癖が強すぎる。そのため、代表作でもある「ナニワ金融道」を本棚に並べるには抵抗があり、もっと手頃で、直接に青木ゼニ哲学に触れることのできるものを探していた際に手に取ったのが本書でした。著者一流の関西弁で小気味良く語られる本書が対象にするのは、消費者金融や商工ローンなんて遥かに突き抜けた、出資法違反、刑事罰覚悟の金融業者についてであります。
最近では「トイチ」などという言葉も普通の会話で聞かれるようになりましたが、どうもその用法は単純にヤクザ付属最強超悪徳高利貸業者、という程度のものであるのではないでしょうか。確かに借りたら限りなく終わりであるのは間違いのないことですが、その凶悪ぶりは都市伝説の如く語られる向きがあるように思います。本書が面白いのはこれらヤミ金融業者の“職業”としての側面を重く見て、彼らが何のために、どうやって儲けているのかを説く所にあります。つまり人としてのヤミ金業者についてです。どんなに凄んでも実際に肝臓や腎臓を売らせるのは簡単ではありませんし、殴れば障害、脅せば脅迫、第一存在自体が違法なのです。弁護士に反撃されればお手上げ、警察に介入されればブタ箱の自分自身にとっても、危ない商売であるわけです。そこで、どうすれば波風少なく暴利を貪れるか。そこがヤミ金業者のミソであり、本書のウリでもあるわけです。「将に之を奪わんと欲すれば、必ず固く之に与う」というように、巨利はそれを掴む人の目を曇らせ破滅を呼び寄せる悪魔でもあるのです。しかし、著者の根本の批判意識が悪魔と必死に魂の商談をする、借りる者貸す者という当事者より、これを召還したふてぶてしくも狡猾な魔導師達にあることを見て取ることが重要です。
賢くなりました! 2002-07-04
青木さんの本は大概読んでいますが、その中でもこの本は非常にためになりました。ウラ金融という普段我々が接することのない世界、しかしこの不景気の世の中では実はすぐ身近な世界をわかりやすく説明してくれています。いつもの関西弁でウラ金融の手口、怖さなどが何の知識もない人でも理解できる作りになっています。一度読み終わったら、お金に対する考え方が変わること間違いなし!一人でも多くの人に読んで欲しい一冊です。
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この記事は2006/10/12に作成しました。
<業界の最新常識>よくわかる クレジット&カード業界 |増渕 正明
<業界の最新常識>よくわかる クレジット&カード業界増渕 正明
日本実業出版社 刊
発売日 2004-01-22
価格:¥1,365(税込)
発送可能時期:通常24時間以内に発送
オススメ度:★★★★
就職活動に便利 2006-08-28
私はカード業界に入るために読みました。
本の内容は、入社後の基礎研修(内容)と重なる部分がとても多かった
業界に入りたい人にオススメです。
お勧めです! 2004-12-21
カード業界に興味がある方はとても参考になるのでお勧めします。
おすすめです! 2004-12-10
カード、クレジット業界の最新の情報がよくわかります。
学生にも社会人にも 2004-05-07
クレジットカード業界の内情を分かりやすくまとめた一冊です。業界のいろいろなトピックスを広く浅く網羅しています。就職活動中の学生を対象に書かれたような気はするが、既にカード業界に身を置く人間にも知識のリフレッシュになるので一読をお勧めします。
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武富士 サラ金帝国の闇 |一ノ宮 美成 /グループK21
武富士 サラ金帝国の闇一ノ宮 美成 /グループK21
講談社 刊
発売日 2006-09
価格:¥820(税込)
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クレサラ・ヤミ金事件処理の手引
クレサラ・ヤミ金事件処理の手引民事法研究会 刊
発売日 2005-10
価格:¥5,040(税込)
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図解入門業界研究 最新クレジット/ローン業界の動向とカラクリがよーくわかる本 |平木 恭一
図解入門業界研究 最新クレジット/ローン業界の動向とカラクリがよーくわかる本平木 恭一
秀和システム 刊
発売日 2006-01
価格:¥1,365(税込)
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借金は身を滅ぼす |青島
借金は身を滅ぼす青島
主婦の友社 刊
発売日 2006-08-31
価格:¥1,260(税込)
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クレジットカードの知識 |水上 宏明
クレジットカードの知識水上 宏明
日本経済新聞社 刊
発売日 2006-01
価格:¥872(税込)
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オススメ度:★★★★★
優れた入門書 2006-04-06
クレジットカード全般についての入門書として1997年に出版された同名の書の改訂新版。クレジットカードの仕組み、業務内容に加えて、貸金業規制法や個人情報保護法といった関係法令、さらには多重債務問題やカード偽造、インターネット取引でのなりすましといった今日的な課題についても解説されている。
平易な文章は読みやすく、複雑な部分も要点のみがさらりと簡潔に記されており、優れた入門書といえる。また、電子マネーやクレジットカードによる公金決済など、今後の将来展望にも触れると同時に、「統一消費者信用法」の創設といった業界への提言も含まれており、ベテランの業界人も興味深く読める内容となっている。
筆者は、消費者の利益のための消費者保護は、消費者の一定の責任の下で低コストが実現され、良質なサービスが提供されることによって成り立つと主張し、そのために弊害になっているのがタテ割り行政だ、と指摘する。クレジットカードに限らず広く消費者取引全般に共通する指摘であろう。
クレジットカード業界関係者のみならず、広く一般消費者、特に大学生に読んでもらいたい基本書。
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下流喰い―消費者金融の実態 |須田 慎一郎
下流喰い―消費者金融の実態須田 慎一郎
筑摩書房 刊
発売日 2006-09
価格:¥735(税込)
発送可能時期:通常1〜2週間以内に発送
オススメ度:★★★★
やるせないが、これが現実 2006-10-09
恐ろしい題名だ。しかし読めば納得。残念ながらこの国で実際に起こっていることなのだ。この10年で日本人の多くが抱いていた中流幻想がもろくも崩れていることが良く分かる。下流層が下流層を喰らう時代、やるせないが現実だ。
しかし、従来の預貸業務では儲からない大手金融機関を含めて様々な主体による下流層を搾取するビジネスモデルはまだまだ継続されるだろう。本書は貸し手の行動についての問題点にフォーカスしているが、借り手の行動についてももっと掘り下げて欲しかった。なぜ借りてしまうのか、情報化社会である現代において消費者金融から借りることの意味を知らないはずは無いのに。
金貸しが公共の電波で借り方を指導する不思議。 2006-10-05
警世の書とはこの本のことである。現在の混迷する日本経済の本質を鋭くかつ判りやすく突いている。この種の本では最高峰であると口を極めて賞賛した。筆者の執念がにじみ出ている。
銀行が消費者金融を柱にしているというのは常識外というか恐らく日本人の感性からみて許し難いことであり、さらにどこまで金の力が動いているのか金融庁の及び腰は眼に余る。そして消費者金融を何とか守ろうとする醜い政治家、官僚が群れとして存在している。そして懸命に擁護するマスコミ。さすがに借りるときの心得などを前面におしだしているけど要は消費者金融を何とか支えようとしている醜い姿、まさい崩壊寸前のマスコミの惨状を示しているに過ぎない。一度はまると抜けられなくという人間の弱点を金儲けの材料にして恬として恥じない人々の群れは恐ろしい。金貸しが何故高利の金の借り方を堂々とテレビで指導できるのか。
公序良俗の原則はどこへきたのか。本書はおぼろげながら、何故という庶民の疑問を解こうと努力している筆写の情熱が伝わってくる。恐ろしいことに何時の間にかグレイゾーンばかりに眼がいって20%という利息が普通の金利で安いかのような錯覚を起させていることである。これは1億借りたら2000万の利息がつくということであることを忘れさせてしまう。このことについて台キャンペーンを張ったマスコミはまだないようだ。一人で孤軍奮闘している筆者を知って未だ日本人捨てた物ではないと意を強くした。こういう本こそベストセラーとなって欲しい。諸悪の根源は利益至上主義に走る日本社会の悪しき風潮にある。次回はメガバンクの暗部、銀行員の質の低下に迫るルポを書いて欲しい。頑張れ須田慎一郎さん!!
書名同様ショッキングな内容。 2006-09-26
立ち読みで済ますには内容が濃く量も多い。
再読するかは読み手の好み次第。私にはキツイ内容なので再読しない。
他に本書のような内容が書かれている本は、サブカルチャーモノ以外では殆ど存在しない。単なる興味本位の野次馬根性ではなく、ある程度ジャーナリスティックに書かれているのは本書だけだと思う。他書で代替不可。
金融屋の禍々しい生態 2006-09-21
著者が地べたを歩き回って取ってきた現場の生々しいルポを中心に、サラ金、ヤミ金連中の禍々しい生態が、これでもかと言う位に書かれている。
様々な借り手の取材を通し、いわゆる「ロウアーミドル」層にサラ金が深くゆっくりと根付き、最終的に宿主を経済的な死=自己破産ないしはヤミ金送りに追い込む様子が浮かび上がってくる。ヤミ金に金を借りた時点で、遠からずの破産は確定しているのに。中でも歌舞伎町で行われるという、風俗屋が女性を債務と一緒に買い上げる人身売買「おんな市」のルポは驚いた。21世紀にそんなことをやってるのか…
本書を読んでいると、著者が「悪魔のビジネスモデル」というのも頷ける気がする。世上よく「借りる奴が悪い」と言われるが、いかに誤りかということも分かる。金融ジャーナリストとして、各種メディアで引っ張りだこの著者ならもっと楽に稼げもするだろうに、これだけ手間のかかる取材をやってのけ700円かそこらで読めるというのも、有難い話ではある。
このビジネスモデルの本質は! 2006-09-16
須田さんの描く日本の金融界のestablishmentの姿は、どうも何かジャーナリスティクで現実離れがした印象をいつも抱いていました。しかし本書での須田さんの描く消費者金融の姿は、従来とは異なり、リアリスティックです。私は、この本を読んで、初めてこの業界の本質を知ることができました。そこで描かれるのは金融が持つ本質の究極の姿と日本のある残酷な一面です。”客を負の連鎖に追い込み、破滅させていかざるを得ない”、そして成長は、既存客の維持ではなく、破滅させる対象を常に新しく探していくことに由来するという特徴は、他の業界にはないものです。この側面に注目した著者が、それを悪魔のビジネスモデル”と捉えた点は慧眼です。公共事業という疑似セーフティネットがなくなる中で、この業界も従来のような形ではもはや存在が許されなくなるのでしょう。余談ですが、なぜ須田さんが今回の対象についてはこれほどまでに深く接近することができたのかも、須田さん自身によって、さり気なく、本書の中で、説明されています。
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この記事は2006/10/12に作成しました。
「黄金の羽根」を手に入れる自由と奴隷の人生設計 |橘 玲 /海外投資を楽しむ会
「黄金の羽根」を手に入れる自由と奴隷の人生設計橘 玲 /海外投資を楽しむ会
講談社 刊
発売日 2004-08
価格:¥820(税込)
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オススメ度:★★★★
皆さん!お金は大事です。 2006-09-16
橘氏の著作は「臆病者の株投資」に次いで二作目です。
一作目が非常に正直な人だなという印象でした。
この本も非常に真っ当で正直だと思います。お金関係の本は、常に
「私を真似してお金持ちになりましょう!」「こうしないと貴方は損をする。」等というものが多い中、
橘氏はお金の恐ろしさと、上手に利用する方法を極めて丁寧に教えてくれています。
なんで私がそんな偉そうなことを言えるか?理由はいくつかあります。
1.消費者金融のあくどさは身にしみた。
2.低金利のローンで、ものすごい元本の減り方を経験した。
3.クレジットカードの上手い利用方法をきちんと書いてある。
つまり、一回払いは−1.0%のファイナンスである。
その通りです。ではボーナス一回払いになれば、これは最長6ヶ月の、ファインナンスです。
リボ払い、分割払いをしたい方はどうぞ。
ちなみに私の義父は某有名メーカーのファミリーカーをクレジットカード一回払いで、ごっそりとポイントを貯め、温泉に行きました。
今や消費者金融やクレジットカード会社のキャッシング利率が矢面になっています。
別にそれらの会社を儲けさせる必要はありません。貰える物は貰いましょう。
尚、星ひとつ減らした理由は・・・いわないことにしましょう。
本当に役に立つ本 2006-08-01
この本は、橘氏独特のファイナンス的視点から、通常の生活でも差が付く人生設計のアイデアが多く語られています。知っていれば特をすることは世の中にたくさんありますが、その「知っている」人になるためのエッセンスがぎっしりと詰まった本であると言えます。
このような経済に関する本は、一概に1年ほど経つと内容に古さを感じる物が多いです。しかしながらこの本に関しては全くそのようなことがありません。原則を中心に述べられている内容であるので、何年経っても基本的考えは生き続ける本であると思います。
インフレ期待の今こそ読むべき 2006-04-08
ここ5年近く、橘さんの書物は愛読してきてますが、インフレが間近なものとなってきて今、改めて読む価値があると思います。
実は、インフレ時の処方箋についても書かれています。
国家へのさめた見方 2006-04-07
またしても金持ち本ですが、著者であるライターの橘玲はいわゆる金持ち本とは距離を置いた記述をしています。そこに惹かれました。
内容としては、しごくまっとうなもので、例えば、家のローンは土地への一点重視のポートフォリオであり、戦後の日本では機能してきたかもしれないが、これからは危ない とか。会社をつくって節税しなければ 単なるサラリーマンではお金持ちにはなれない とか。株の運用でもファンダメンタリストとチャーティストは互いに侮蔑しあっており、その両方ともが学者の検証によればまったくあてずっぽうに投資しているのと同じである などなど。
僕としてはもっとも興味深いのは著者がPTの信奉者であるということです。PTはpermanent travellerのことで、カリブ海の租税回避地にすんでいるアメリカ人の富豪に多いといわれます。悪くいえばつまりは脱税をするために居所を複数持ち、それによってどの国家にも税金を納めないような人たちで、よく言えば「主権は国家ではなく、個人にあり、課税はつまり強盗であり、課税する権利などどの国にもない」というロスバード的な無政府主義者であると言えるでしょう。
僕自身もぜひともPTになりたいものですが、しかし現実にPTになるには最低限度でも億単位の資産が必要だし、また大学教員というような制約的な職業ではなく、フリーランスのライターでもなくては難しいでしょう。
ただ 今のように「取りやすいところから取る」というポリシーしかない税制は徐々に崩壊せざるを得ないし、それは人類の活動がますます世界化していることからも不可避です。無政府の社会には税金はありません。全地球的な規模の活動をする個人にふさわしい社会はanarcho-capitalismしかないのです。
人生設計 2006-01-03
良書である。買うべきだ。
普通の本、いわゆる財テクの本には書きづらいところが書いてあるので好感が持てる。
個人的には成功哲学系をばっさりオカルトと言い切ってるところが面白い。
とにかく、お金という観点から人生を見るには欠かせない本と思われる。
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この記事は2006/10/12に作成しました。
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